お灸ってどんな治療ですか?

灸治療
ハリ治療と同じ、経絡(ツボ)に刺激を与えることによって治療の目的を達成します。
ハリ治療はツボに鍼を刺すという事に対して、灸治療はお灸を皮膚の表面に据えて、温熱の刺激で病気を治すことです。温熱刺激によって、経絡の流れが改善されるので、体の機能を高め、体力増強、体質改善になります。衰弱体質。慢性疲労、性機能障害などの治療が可能です。

また当治療院は中国江蘇省産十数種類の漢方薬で合成する棒温を使って治療するので、
温熱刺激と同時に漢方薬の芳香鎮静や、気と血の巡りを良くする並用効果があります。
冷え性腰痛精神不安生理痛膀胱炎関節炎内科婦人科の疾病によく効きます。

古来、お灸は長寿健康身法として広く伝わっています。今でも朝鮮半島の人々がお灸を足三里、三陰交などのツボに据える習慣も残っています。

針灸治療の間隔とタイミング

臨床治療にといて、いろいろなケースがありますが、基本的には急性な病気、
例えば突発性難聴・めまい・腰椎すべり症等の治療は、 日を空けずに継続的な治療をすると効果があります。

臨床治療のタイミングは治療効果に大きく左右します。
例えば、顔面神経麻痺は、発病から3ヶ月以内なら2週間で全治します。
半年以上たつと、治療は困難になります。
生理痛の方は、生理の3〜4日前の治療が望ましいです。

鍼の種類と安全性?

『霊枢』官鍼篇に古代九鍼の記録がありました。古代九鍼にはザン鍼、円鍼、テイ鍼、鋒鍼、ヒ鍼、員利鍼、ゴウ鍼、長鍼、大鍼などがあります。それぞれの用途用法が違います。鋒鍼とザン鍼は皮膚表面にある細い血管を刺し、少量の血を出すことによって、急病・熱病・膿腫(のうしゅの治療に用いる。 ひ鍼は膿腫を破って膿みを出すことに使う外科用の鍼である。 これらの鍼は日本医事法には禁止されているので使用できません。 臨床でよく使われてるのはゴウ鍼である。 ゴウ鍼の鍼体はゴウ毛(細い毛)のような細い、鍼の先端は鋭く 滑らかで他の鍼より安全で、身体の血管・組織器官をいためることがなく、 すべての病気の治療に適切です。 現在臨床で使っているのはデイスポ鍼が主流です(本治療院はすべてデイスポ鍼)。
C型肝炎・B型肝炎・エイズなど、感染の心配がありません。

鍼の感覚

治療において、鍼は痛そうで怖いという不安感を訴える方が一番多いです。 神経は身体の表面に集中しています。 鍼を刺す時や、顔面神経麻痺など顔の治療では、少し痛みが生じます。 治療する皆さんにわかっていただきたいことは、鍼の漢学があればあるほど、治療効果があるということです。 具体的に言えば、鍼を刺すと重い・痺れ・温熱感・冷感、時には水の流れるような感覚がおこります。 鍼灸学でこれらの感覚が「得気」あるいは「気至」といいます。 鍼灸治療上では効果があるかどうかは、これらの感覚を得られることが重要な鍵となります。